| 【東照宮の怨】 |
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著者:
発行年月:
出版社:
ISBN: |
高田崇史
01.01.10
講談社ノベルス
4-06-182164-4 |
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| 著者からのコメント: |
テーマは「諸行無常」。
例によって、特に何のネタもなく「次はどうしようかなあ……」などと悩みながら、妻の家族と、そして妻が可愛がっている姪っ子・沙織ちゃん(当時4歳)と一緒に、横浜で食事をした。そして、たまにはどこかへ旅行でも行きたいね、という話題になった時、突然沙織ちゃんが、
「日光、結構!」
と10回くらい大声で叫んだ――。
天啓に打たれた。
これも「天の声」というのならば、それがこの本の全てである。
そのために妻が、この本の印税の半分は沙織ちゃんのものであると主張しているが、その意見は今のところ何とか退けている。
東照宮の取材のために、3回ほど日光に出かけた。しかし、何度行っても素晴らしかった。またきっと、そのうちに出かけるだろう。ちなみに「二荒山神社」は、下野国一の宮である。ぜひ、参拝してください。祭神は大巳貴命。大国主でもあり、三輪山の神でもあり……つまり、蛇である。
この本の中に、タタルと奈々の出会い――新興宗教に勧誘されそうになった奈々を、タタルが救う――場面が出てくるが、これは半分事実に基づいている。というのも、昔、代々木やお茶の水の駅前などで待ち合わせでボーッと立っていたりすると、この手の勧誘に引っかかったりする場合があった。そこで私は、友人が来るまでの時間潰しに彼らと問答をし、論破して遊んだ。なかなか有意義な時間潰しになっていたので、いつしか引っかけてくれることを楽しみにして、わざとボーッと立って網を張っていた。しかし、オウム事件が起こって、いきなりクスリを吹きかけられて車に連れ込まれても困ると思い、数年前に自粛した。
(念のために付け加えておくが、もちろんこれがきっかけで妻と巡り会ったわけではない)
なお、天海僧正=明智光秀説が根強くあるが、これこそ大勢の人たちが主張しているので、よほど面白い発見でもない限り手を突っ込まないだろうと思う。状況証拠は、確かにたくさんあるけれど……。
なおなお、謝辞で「どうしてネパール大使館が出てくるんだ?」という質問をいくつか受けた。これは、資料集めの最中に、どうしても解読不能な梵字が出てきたため、それを谷川和子氏経由でネパール大使館の方に判読していただいたからである。谷川氏は、都内某所にある「マルエ漢方薬局」の(美人)女主人で、よく家族ぐるみで飲みに出かけているが、彼女は漢方薬を常時服用しているせいか、明らかに私よりも酒が強い。
これも目次は、読んでそのままである。 |
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