#私の鎌倉ものがたり# (Text:K泉、Photo:Megurigami)



 9月17日(土)

 前日から私の遠足は始まっている。毎日の晩酌を欠かさない私が、一滴も飲まずに珍しく12時前には布団に入る。明日の準備はOK。体調も万全。前夜祭をしていたという高田先生を羨みながら就寝。


 9月18日(土)

 朝目覚めると、なんて良いお天気! いそいそと支度を始め家を出発。リュックを背中に背負うと、なんだか小学生の頃を思い出す。懐かしい。そして北鎌倉駅に到着。早めに着いたつもりだったが、なんとほぼスタッフは集合済み……。まずい! 集合用の目印担当だった私は、申し訳ない気持ちで恥かしくなる。その後予定されていた集合時間の8:45には、総勢22名の大人たちが全員揃った。いざ、出発!!



 高田先生のお知り合いの山崎氏からご紹介いただいた、円覚寺の高畠瑞峰氏の案内で境内を散策。まずは一人ずつお線香をいただき、その煙で身を清めることからはじめる。



 お抹茶をいただきながら拝聴した、ありがたい説法の中でひとつ雑学を吸収した。戒名というのは生きている間につけていただく名前だということ。そして亡くなったときに、その戒名の上下に名をプラスして法名となるそうだ。なるほど。



 お抹茶を飲み終えた頃、いよいよ舎利殿に案内していただいく。普段では絶対に入れない場所なので自然と緊張しはじめる。この舎利殿は一度大正時代の震災で倒壊したものを、再利用できる木材はそのままに建て直したそう。舎利殿の連子窓は、仏様の理想的な姿を現しているという。丸みのある優しい形に枠取られた窓を見て、納得。



 その後修行堂を通りがかったときに、一人のお坊さんを発見。悟りの世界の人という雰囲気で、神々しかった……。



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