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| Name:ドライ・マティーニ |
●ドライ・ジン 9/10
●ドライ・ヴェルモット 1/10
★ステアしてグラスに注ぎ、カクテル・ピンに刺したオリーブを飾り、レモン・ピールを絞りかける。 |
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*スタンダード・カクテル
チャーチルがヴェルッモットのボトルを眺めながらジンを飲んだとか、執事にヴェルモットを含ませて、自分の耳元で「ヴェルモット……」と囁かせてジンのグラスを空けたとかいうエピソードは有名。蛇足ながら、当然それも「マティーニ」と呼ぶ。
その他では、どこかの貴族は、ジンを満たしたグラスに向かって「ヴェルモット」と、やはり執事に呼びかけさせてからそれを飲んだとか、クラーク・ゲーブルはいつもヴェルモットの栓でグラスを軽く拭いて、そこにジンをなみなみと注いで飲んでいたとか――。
このカクテルに関しての逸話や伝説には事欠かない。
それならばいっそのこと、最初からストレートでジンを飲めば良いではないか、と思われる方もいらっしゃるだろうけれど、それが酒飲みの「粋」というものである。江戸っ子精神に通じる所があって、実に面白い。
このキング・オブ・ザ・カクテルズは、1910年、ニューヨークのニッカボッカ・ホテルに勤めていた「マティーニ」というバーテンダーが考案したといわれている。
ちなみにバー・ラジオでは、これを銀のカクテルグラスで提供してくれる。マティーニは、冷たさが命だからである。この酒を目の前にして、延々と語っていてはいけない。ぬるくならないうちに召し上がれ。
一昔前のニューヨーカーは、昼食時にマティーニを三杯空けていたという伝説があるが、今はとてもそんな面影もない。もちろん私といえども(普段は)そんなことはしない。世界を挙げて健康志向なのである。
このマティーニのレシピに関しては、全部で268通りあるといわれているが、但しこれは、ギブソンなどもマティーニとして数えているためであるらしい。あなたもぜひ、あなた好みのレシピでどうぞ。 |
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